給湯器のエピソード

夏になるとお湯が出ない怪奇現象の原因

キッチン横にある給湯器のボタン。ボタン一つでお風呂のバスタブに指定の水量、指定の温度でお湯が沸くタイプのものです。
その他に洗面所とキッチンでお水とお湯が出ます。
しかし数年前から夏になると、キッチンのお湯だけが出ない怪奇現象が起こるようになりました。
キッチンで洗い物をしようと思い、給湯器のボタンを押し、蛇口をお湯の方向に全開に向けて勢いよくお水を出します。
本来ならばしばらくすると赤いランプがついてお湯がでてくるはずなのですが、しばらくたってもお水のままです。
給湯器の寿命は10年だそうです。この家に住んで15年になる我が家の給湯器もそろそろ寿命なのだろうかと諦めていました。

しかし不思議なことに冬場は毎日お湯が出るのです。冬場の洗い物は手が冷たいので毎日お湯を出してお皿を洗っています。
春がきて夏がきて、夏場はあまりお湯を使わないのですが、ハンバーグなど油汚れがひどい時はさすがにお湯で洗いたいと給湯器のお湯に頼りたくなります。
しかし夏場はなぜかお湯がつかずお水のまま。そんなある日、ガスの点検のお知らせの紙がポストに入っていました。
ガス会社が2年に一度か3年に一度か、忘れた頃に無料で点検にやってきてくれるものです。
ガス会社の方がガス台の火のつき方や元栓のプラグなど故障がないかチェックして、一通り点検が終わった頃に質問してみました。
「うちは夏場になるとお湯がでなくなるんですけど、それって給湯器の寿命なのでしょうか?」
するとその人は「冬場は寒さで凍結してお湯がでなくなるというのはよく聞く話ですが、夏場にお湯がでなくなるというのは初めて聞きました」
そして「ちょっといいですか?」と実際に給湯器のボタンを押し、電源をいれて蛇口をお湯の方に全開に向けて水を出したあと、
水の勢いをみて「これ、水の元栓絞ってます?」と聞かれ、そう言われて思い出しました。

この家に引っ越してきたばかりの頃、テレビ番組で節約をテーマにしたテレビを見て、水道代を節約するには水道の元栓を閉めて、
蛇口を全開にしてもあまり水が出ないようにすると良い、と知りキッチンや洗面所の水道の元栓を閉めたのです。
ガス会社の人は「水の勢いが足りないと、水からお湯に変わらないんです。」と説明し、絞っていた元栓をあけて勢いよく水が出るようにしました。
すると給湯器の電源ランプは赤くともり、お湯が出てきました。
お湯が出ない原因は水の勢いが足りなかったからでした。
しかし同じ水量で冬場はお湯が出るのに夏場にだけお湯が出ない理由は今もわからないままです。